ちょめログ

買ったもの、使ったものの感想を赤裸々に書き綴ります。買いたいけどどうしよう...と悩んでいる人の背中をそっと押す役目、引き受けます。

【レビュー】iPhoneユーザがXperia 1 III SIMフリー版を買って触ったらAndroidに乗り換える気持ちになった。

初投稿です。よろしくお願いします。

 

2021/11/19にXperia 1 IIIのSIMフリーが発売されましたね。

Sonyのフラッグシップモデルで発売当初から気になっていたのですが、SIMフリーがついに出たのと、限定カラーのフロストグリーンが個人的に刺さったので買って少し触ってみました。

私はiPhoneユーザなのですが、触った結果Xperia 1 IIIをメイン機にしようと決めたので、その決め手になったところ、悩ましい点を共有したいと思います。

 

 

私のガジェット構成

普段持ち歩くガジェットは以下です。

典型的なApple信者ですね笑

スマホに関してはXperia Z ultraを最後にAndroidから引退し、iPhone6S plusからずっとiPhoneをメイン機として使っています。

iPhoneは買ったその日から何も考えずに使える点、ハードに最適化されたソフトなのでレスポンスがよかった点、そして前回もiOSだったのでAndroidに変えるのめんどくさいことからずっとiPhoneを使ってきました。

 

Xperia 1 IIIを買うに至った点

そんな私がXperiaを買ってみようと思った理由は以下です。

シンプルなデザイン

シンプルイズベストを形にしたらコレですよねと言わんばかりの直方体のデザインに惹かれました(というかiPhoneに飽きました)。 

背面がすりガラスなのもすごく素敵です。どうせカバーつけるので見えなくなりますが、馬力がでかい車に乗っている感覚と同じで、これカバー外したらすりガラスなんだぜって思える心持ちが大事です。

横幅がスリムで軽い

今使っているiPhone 12 Pro Maxは横幅がデカくて、何かしらのカバーをつけて操作をすると非常に持ちにくいです。(そこそこ手は大きい方なのですが...)

ベッドで寝転がりながら片手で文字を打とうとすると滑って顔に降ってくることも何度かありました。

そして、とても重いです。片手で持つのは結構辛いレベルに重いです。持ちにくさと重さが相まって、常用のスマホとしては少し辛く感じていました。

Xperia 1 IIIは画面サイズは6.5インチとそこそこ大きいのですが、横幅が71mm、重さ186gとiPhone 12 Pro Max(78.1mm、226g)と比較してスリムです。

縦横比21:9はどうなんだろうと思いましたが、画面サイズを確保しつつハンドリングしやすい形状に惹かれました。

フロストグリーン

購入を決めた6割はこれなんじゃないですかね?笑

少し前から自分の中で深めの緑がきてまして、iPadのカバーもキプロスグリーンを使っています。

iPhone 11 proのミッドナイトグリーンもとても素敵でしたが、新しいiPhoneで同色が出なかったのが非常に残念です。コストがかかるんですかね?

そんな深緑ウェーブがきていた時にネット見たら、Xperia 1 IIIのSIMフリーが出る!しかも深緑ある!!しかも限定色!!!ということでほぼ悩まずに自分を納得させて1時間以内にはポチっていました。

 

ほぼ見た目ですね笑

フラッグシップモデルなのでマシンスペックは問題ないでしょうと思ってあまり気にせずに購入しました。

 

購入したもの

Xperia 1 III SIMフリー XQ-BC42 フロストグリーン

ソニーストアで購入しました。159,500円(税込)ですが、クーポンがあって送料込みで154,830円になりました。

2022/1/10までの購入で10,000円キャッシュバックをやっているようなので、総額144,830円になります。

ちなみにキャリア版とSIMフリー版の大きな違いは以下になります。

  • 内蔵ROM:512GB(SIMフリー) vs 256GB(キャリア)
  • ミリ波(5G):非対応(SIMフリー) vs 対応(キャリア)
  • デュアルSIM:対応(SIMフリー) vs 非対応(キャリア)

価格据え置きで内蔵ROMが倍になるのはありがたい誤算でした。ミリ波は短距離通信でまだまだ実用エリアが少ないので直近2~3年は無くても問題ないでしょう。

Xperia 1 III用カバーケース(スタンド付)グリーン

こちらもソニーストアで購入しました。送料込で4160円。

 

触ってみてよかった点

サイズ感最高!
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Xperia 1 III 外観

購入にあたって想定していたサイズ感に関してはバッチリでした。

純正のカバーが両サイドが保護されていない形状になっているため、カバーを装着しても幅の大きさが大きくならなかったことも功を奏してとても握りやすいサイズ感でした。

私の手は比較的大きめなので、ひょっとしたら女性や手の小さい方は大きさを感じてしまうかもしれません。そういった方はXperia 5 IIIなどを検討すると良いかもしれません。

21:9のディスプレイはどうなのかなと思っていたのですが、大体のサイトが横書きのサイトになるため、表示領域が単純に広くなり素晴らしかったです。

120Hz、クリエイターモードのディスプレイがいい!

Xperia 1 IIIから画面のリフレッシュレートが120Hzになりました。簡単にいうと1秒間に120回の画像を表示しているんですが、これが体験するともう戻れません。

ゲームをやる上でリフレッシュレートが高いのは効用があるため合理的に追求するものですが、普段のブラウジングでも文字などがぶれずにすーっと流れていく感じはノンストレスで気持ちいいものでした。

これから色々なスマホが高リフレッシュレートに対応していくと思われますが、いち早く欲しいという方は是非。

また、画質設定にクリエイターモードというものが存在します。

HDR規格 BT.2020の色域/10bit入力に対応した独自開発の画像処理と4Kディスプレイで、製作者の意図を忠実に再現します。」(Xperia 1 III説明より引用)とのことでいまいちよくわかりませんが、感覚としてはスタンダードモードと比較して柔らかめな表現になります。

スマホは長時間見るものなのでなるべく目が疲れないようにしたいですが、色味が変なのも嫌という自分にぴったりでした。

カメラがもはやデジカメ!

Sonyはあるタイミングからカメラに全振りしたスマホを出すようになりましたが、Xperia 1 IIIでは4焦点距離のレンズが搭載されました。そこはまあありがたいなーって感じなのですが、すごいのはカメラアプリのPhotography Proです。

いわゆるスマホのカメラのモードに加えて、高級コンデジや一眼にあるプログラムオートやシャッター優先などの撮影モードが使えちゃうんです。

さらにリアルタイムの瞳AF機能もついていたりとデジカメにスマホがついているんじゃないかと思うくらいのカメラ周りの充実度でした。

横向きにした時にちょうどデジカメと同じ感じで物理シャッターボタンが付いているのがもう完全にカメラですね笑

試し撮りしてまあまあ綺麗に撮れたのですが、夜間や動画撮影は今度出かけた時に試してみたいと思います。

ヘッドホンジャックついている!

iPhoneではいち早く消え去ったヘッドホンジャックがXperia 1 IIIにはついています。

Bluetoothの技術がこの数年で大きな進化を遂げていますがやはり音質に関しては有線にはかないません。また有線の高音質イヤホンを買いたくなりますね(フラグ)。

物理シャッターといい、ヘッドホンジャックといい、あなたのことわかってますよと言わんばかりの商品企画が日本の会社っぽくていいなーと思いました。

 

指紋認証がついている

iPhone Xから顔認証による画面解除だったのですが、コロナでマスク着用が必要になってからは顔認証がやりづらい世の中になってしまいました。

スマホの決済や投資系のアプリのログインでは生体認証の設定をしていたため、認証がうまくいかず手でパスワードを打つというケースに何回も遭遇していました。

その点、Xperia 1 IIIは生体認証に指紋認証を採用しているため、冬で手袋をしていない限りは使えそうです。ボタンの位置が端末の横のちょうど真ん中くらいにあるのも、スマホを手に持った時のちょうどいい高さなのでわかってるなーと思いました。

 

触ってみていまいちだった点

端末がすぐ熱くなる

これはXperia 1 IIIに搭載されているCPUのSnapdragon888に起因するものらしいのですが、確かに自分の端末でも発生しました。

しかもカメラを使用中に発熱して、端末が高温のためカメラアプリを終了しますとの表示が...笑

流石にこれはあり得ないなと思っていましたが、ソフトウェアアップデートを行うことで多少改善しました。

外で動画撮影などした時に同様の現象が起きた時は速攻で売り飛ばそうと思います。

画面挙動やアプリがAndroidOSよりiOSが洗練されている

自分がXperia Z ultraを使っていた頃と比べるとだいぶAndroidが使える物になったなーという印象を受けましたが、細かい挙動に関してやや処理が甘いところを感じます。

ほんと細かいですが、ブラウザをスクロールした時に読み込みが途中の場合、iOSはピタッと止まるのですが、Androidだと画面がガクガクしたりとか。

アプリの挙動において横スライドが多用できない仕様なのか、長押しやボタンによって設定メニューを開くことが多く、所望の動作までの操作の回数が多かったりとか。

この辺はiPhoneが並々ならぬこだわりを持っていそうなので、やはり直観的に操作するという観点ではiOSには敵わないなという印象を受けました。

ただそこまでストレスは現状感じないのでAndroidを使ってみてもいいかなと思いました。ちょっとやだなと思ったらiOSに戻ります。

画面上部が届かない

縦横比21:9のディスプレイの弊害として画面上部にあるボタン等が片手操作だと届きません。

例えばGoogle Chromeアプリの新しいタブを開くボタン。これは画面右上に存在するのですが、右手を使わなければ届きません。以前はChrome Duetという拡張機能によってタブ関連にビューを下に持ってくることができたそうですが、現在その機能は使えないようです。復活願いたいです。

あとはGmailのユーザの切り替えとか。

ただ現状困ったのはそれくらいなので今のところ許されるかなと思っています。

 

まとめ

そんなこんなで所有欲も満たされてかつ満足度も高めなので、Xperia 1 IIIをメイン機にすることにしました。

まだまだ使ってから日が浅いので感想も浅いのですが、少し時間が経ってからまた使い勝手に関して振り返ってみようかと思います。

 

 

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